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阿蘇市内牧にお店を構える「如月窯」。お店を営む冨田栄子さんは、阿蘇内牧の地で生まれ長い時間をこの地で過ごしてきた。

 

「自分というのは一回しかないとやけん。せっかく生まれて自分がしたいことがあるならした方がよか。売るためだけにこだわるんじゃ無くて、やりたいこと、自分が作りたいものがあるなら絶対に曲げない方がよか。」

 

自分の作る陶器に対する想いやこだわりと、阿蘇に住んでのことをお話を伺いました。

・プロフィール

如月釜 冨田栄子

昭和29年生まれ、阿蘇町出身。名古屋市の日本福祉大学卒業。ケースワーカーとして熊本市内の病院に勤務。その後、目指す方向が違うと気づき陶芸を志す。県工業試験場で学び、念願の窯「如月窯」を築いた。

阿蘇の土を使って焼き上げる。

阿蘇という土地には、特有の黄土や赤土がある。

これらの土や、白土を組み合わせて富田さんは焼き上げていきます。

「これは阿蘇黄土を使って混ぜて作るとよ。混ぜる量を調節して、たっぷり入れたり少なく入れたりしてね。これは、形を作ってしまって、生のときカリカリになる前に白い土を塗るとよ。そしたら発色が変わってくるもんね。」

 

「阿蘇の土だから作れる部分もある。野の花を活けたいと思う、そういう陶器を作りつづけたいのよ」

と、こだわりの器についてお話する富田さん。

これからが楽しい時になるんじゃないかな。

「元々は陶芸とは違う道を歩んできた。でも、目指す方向の違いに気づき人生の岐路に立ったときにこの道を選んだのよ。でも、自分で作ったものを売るというのが楽しいのよ。思い出したくないほど苦しい時期もあったけど、これからが楽しい時になってくると思っとるとよ。」

如月窯を開いたのは今から28年前。いろんなことがあった。

如月窯を開いたその年、阿蘇地方は未曾有の大水害に見舞われ、築いたばかりの窯が罹災。その後も台風や九州北部豪雨、熊本地震など数々の自然災害が続いた。

 

「色々あったけど、むしろこれからの方が楽しいかもね。本来だったら退職者の年。この年でも没頭できるものがあるというのはありがたいね。自分の楽しみや自分の時間を持っているというのは楽しいと思うわよ。」

 

 

野の花を活けたいという初心に帰って作り続ける。

「技法はあまり変わらないけど、デザインは変えたりとかの挑戦はしていこうと思ってるよ。」

2度の水害と熊本地震を体験した。色んな苦も経験した。でもその人生経験は今は得がたい財産となっている。

「野の花を活けたい、そう思える陶器を。」

ベテランとなった今も、常にその初心に帰り、陶器作りと向き合い続けます。

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