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更新:2019年06月18日(火)
大分にきたらコレを買おう!地元民がおすすめする人気のお土産12選

「大分県の魅力が伝わるお土産を知りたい!」という人は必見!
今回は、生まれてこの方18年間大分に住んでいた地元民である筆者が、本当におすすめしたい物だけをご紹介します。
大分土産を選ぶ際のポイントなどもご紹介するので、ぜひ、参考にしてください。
大分といえば○○!お土産を選ぶのに重要なポイント4選
南蛮文化を感じるお菓子

大分で意外にも多いのが、南蛮文化溢れる和洋折衷のお菓子です。
これは、豊後府内(現大分市)を治めていたキリシタン大名、大友宗麟がキリストの布教や南蛮貿易に力を入れていたため。
豊後府内は、日本有数の国際色豊かな貿易都市へと発展し、西洋演劇や西洋医術の発祥の地になりました。
聖フランシスコ・ザビエルが訪れたこともあり、それを記念したお菓子も作られています。
バラエティ豊かな鶏肉料理

大分県には、中津唐揚げやとり天、吉野鶏飯など、各地で栄えた鶏肉料理がたくさんあります。
特に中津市、宇佐市には昔から養鶏所がたくさんあり、古くから唐揚げ文化が根付いていたそうです。
唐揚げとは別の料理として、大分にはとり天という郷土料理もあります。
鶏肉に、小麦粉を水でといた衣をつけて揚げたもので、大分県の中部が発祥です。
唐揚げ、とり天のお持ち帰りは勿論、今回の記事ではそれらを材料に用いたお菓子を紹介します。
かぼすの生産量日本一

かぼすは、ミカン科の常緑広葉樹になる果実で、柚子の近縁種として知られています。
主に大分県で栽培されており、果汁を料理に使用する事が多いです。
大分県のかぼす生産量が全国に占める割合は、なんと9割ほど。堂々の生産量一位となっています。
大分県以外では馴染みの少ないかぼす、ぜひお土産に買って帰ってくださいね。
乾しいたけの生産量日本一

菌床、原木、生しいたけ、乾しいたけなど区分はたくさんありますが、大分県は「原木乾しいたけ」の生産量が日本一です。
原木しいたけとは、自然栽培され、手間暇かけてつくられたしいたけのこと。大分では主にクヌギの木を使って栽培されています。
原木しいたけの特徴は、養分をたっぷりたくわえて育つことで、香り、旨味が濃い点です。
さらに乾しいたけにすることで、それらがギュッと濃縮され、美味しくなります。
大分土産の相場はどれくらい?

大分県でお土産を買う前に気になるのが、お土産の予算相場ですね。ここでは、今回紹介する品物の値段から、大体の相場を予測したいと思います。
お菓子に限ると、大体1,500円から2,000円程度。12個入りなど、たくさん入っているものが多いので、コストパフォーマンスは良さそうですね。
次に調味料を見ていくと、大体1,000円前後。特産品やお酒になると、3,000円から5,000円台になりました。
5,000円ともなると少し身構えてしまいますが、それだけ出せば大分の美味しいものを家で堪能することができそうです。
大分県にきたらコレを買おう!地元民がすすめる人気のお土産12選

ざびえる
大分土産の定番中の定番「ざびえる」は、長年愛され続けている和洋折衷のお菓子です。
バターが練り込まれた風味豊かな皮と、純和風の白餡の相性はたまりません。
スタンダードの「銀のざびえる」と白餡の中にラムレーズンが入った「金のざびえる」の2種類があるので、食べ比べをしても良いですね。お茶請けにもどうぞ。
瑠異沙
ざびえると同じく「ざびえる本舗」で製造、販売されている「瑠異沙」は、江戸時代初期のキリシタンの女性を想像して作られたと言われます。
そのお菓子の特徴は、カステラ生地に包まれた餡が紫色をしていること。
バイオレットリキュールを使い、餡にすみれの色と香りをつけています。
口の中に広がるミルクとバターの風味と、淡いすみれの香りがたまりません。
ボンディア
ポルトガル語で「こんにちは。」という意味を持つ「ボンディア」。
大分市がポルトガルのアベイロ市と姉妹都市になったことを記念して、作られたお菓子です。
作り方は、小豆餡に刻んだ胡桃を混ぜ、パイ生地で包んで焼き上げるというもの。
「第24回全国菓子博覧会」で「世界洋菓子連盟会長賞」を受賞するなど、そのおいしさは広く認められています。
とりかわサクサク揚げ
唐揚げの専門店が多い事で有名な大分。
こちらは「ポッポおじさんの大分からあげ」という人気店舗で生まれた「とりかわサクサク揚げ」です。
製法は、食べやすく細切りにした鶏皮を塩で味付けし、米油でヘルシーに揚げる、というもの。
ぱりぱりサクサク、手軽に食べることができます。お酒のおつまみにしたり、サラダやお好み焼きに混ぜたりしても美味しいですよ。
謎のとり天せんべい
「謎が謎呼ぶとり天せんべい」のメロディで有名な「謎のとり天せんべい」は、大分の郷土料理、とり天のおいしさを詰め込んで作られたお菓子です。
にんにく醤油の香りの香ばしさや、サクサクの食感がたまりません。とても軽いので、一枚食べると止まらなくなりそうです。
夏には毎年限定商品も販売しているので、ぜひチェックしてみてください。
やせうま
大分の郷土料理「やせうま」は、麺状に伸ばした小麦粉生地を茹で、きなこと砂糖をまぶして食べる、という至ってシンプルなお菓子です。
今回は、干し麺にきなこ、あんこ、黒蜜がついた「一久庵」のセットを紹介します。
お湯で茹でてトッピングをするだけで済むので、手軽に楽しめますよ。アイスなどをトッピングしてもおいしいです。
吉野鶏めしの素
大分県吉野地区に伝わる郷土料理「吉野鶏めし」。
ごぼうと鶏肉とお米のみを使用した素朴な味は、長い間、多くの人に愛されています。
地域の特産品として大分県一村一品に指定され、更には漫画「美味しんぼ」で掲載されるなど、近年では地域を超えて有名になっています。
「鶏めしの素」には、味付けされた材料が入っているので、温めてごはんに混ぜるだけで食べることができますよ。
かぼす胡椒
すっきりした香りとピリッとした辛味が特徴の「かぼす胡椒」は、大分県産のかぼすの表皮と青唐辛子を、塩と一緒に練り合わせて作った香辛料です。
うどんやそばの薬味にしたり、鍋物のポン酢に混ぜたり、刺身につけたり、味噌汁に入れてみたり……と、とにかく様々な料理に使用することができますよ。
「かぼす」を味わったことがない方も、ぜひ一度ご賞味ください。
かぼすこ
豊後高田に位置する昭和レトロなお店「漬物の店こうこう屋」。「かぼすこ」はそのお店で、タバスコとかぼすを組み合わせることで生まれました。
原材料のかぼすと唐辛子は大分県産。
パッケージの挿絵や商品ロゴも大分県出身のアーティストに依頼して書いてもらったという、「大分」にとことんこだわった一品です。
酸っぱさと辛さが絶妙にマッチした調味料を、ぜひ様々な料理にかけて試してみてください。
かぼすハイボール
お酒好きな人におすすめの「かぼすハイボール」は、「サントリーハイボール」と「大分かぼす」のコラボによって生まれました。
かぼすの果汁を贅沢に使っているので、すっきりとした香りと酸味が特徴です。
辛口ですが、どんな人からも「飲みやすい」と評判ですよ。ぜひ、大分のおいしい食べ物に添えてお裾分けしましょう。
りゅうきゅう
大分県民に愛されている郷土料理「りゅうきゅう」。
食べやすい大きさに切ったお刺身を、薬味を混ぜた醤油ベースのタレに漬け込んで作ります。
こちらは、大分の高級ブランド「関アジ」と「関サバ」を使用したセット商品。
関アジ・関サバは、栄養分がたっぷりのプランクトンを食べて育ったため、よく脂がのり、引き締まった身は弾力があると評判です。
お酒のおつまみや、丼にどうぞ。
椎茸の佃煮
原木椎茸の一大産地である大分にきたら、お土産にも、椎茸が主役のものを何か買っていきたいですよね。
こちらは、椎茸が豊富に入った佃煮の4点セット。豊後牛や、ちりめん、昆布など椎茸の味を引き立ててくれるこだわりの材料を使用しています。
化学調味料を一切使わず、昔ながらの製法で作られているので、食べると懐かしい気分になりそうです。
あの街にしかないおすすめローカルギフト

まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がお土産選びの際に少しでも参考になったのなら幸いです。
ぜひ、大分の魅力を他県の方に伝えてくださいね。