読み物
更新:2019年07月18日(木)
岩手県にはおいしい物がこんなにあった!岩手県を代表する人気お土産12選

北海道の次に広い県として知られている岩手県。これだけ広ければ、多様な食文化が育まれるのもうなずけます。
実は、国外から持ち込まれて発展した料理やお酒、伝統的な郷土料理など、岩手にはおいしいものがたくさんあるのです。
そこで今回は、岩手県に旅行に行ったら絶対に買いたい「岩手を代表するお土産」を12個紹介します。
岩手土産を選ぶ際に知っておきたいポイント3選

岩手県は麺の宝庫?盛岡三大麺とは

全国の県庁所在地で中華麺の購入がトップになったこともあるなど、麺を愛する街、岩手県盛岡市。
わんこそば、盛岡じゃじゃ麺、盛岡冷麺の3つは「盛岡三大麺」として知られ、親しまれています。
わんこそばは、一口分の蕎麦をお椀に入れ、お客さんが食べ終わると次の分を足し、それを満腹になってお椀を閉じるまで続ける、という食べ方です。
「おもてなし」の心から、生まれた伝統的な食べ方だと言われています。
盛岡じゃじゃ麺、盛岡冷麺についてはお土産のラインナップに入れていますので、そこでご紹介します。
岩手県はわかめ養殖の一大産地

日本で流通しているわかめのほとんどは養殖ものですが、そのうちの多くは東北地方で作られています。
特に岩手県と宮城県は流通する国産わかめの7割以上を担っており、わかめの生産量ランキングでは2県のどちらかが全国1位になることが多くあります。
岩手県はあわびの漁獲量が1位

岩手県はあわびの漁獲量が第1位。全国の漁獲量の1/4の量を占めています。
昆布やわかめが生い茂る岩手県沿岸部で育ったあわびは、肉が厚くジューシーで、歯応えも良いと評判です。
岩手土産の予算の平均相場

岩手土産を選ぶポイントを押さえたところで、次は予算の平均相場についてお伝えします。
今回紹介するお土産の中から大体の平均相場を算出しました。
まず、福島のお菓子だと1,000円から2,500円程度が大体の相場でした。
特産品だと1,000円から3,500円ほど。海産物を扱った商品やお酒のセットなどは、もう少し高い傾向にありました。
岩手県を代表する人気お土産12選

【巌手屋】南部せんべい
戦時中、旧南部領(八戸、二戸、盛岡など)では兵士の野戦食として重要な役割を担っていた「南部せんべい」。
小麦と胡麻を主原料とする「南部せんべい」は終戦後も、身近な食べ物として愛されてきました。
今でも小麦と胡麻のせんべいは南部せんべいの基本ですが、現在はバラエティ豊かになってきています。
さきいかがのった「いかせんべい」やりんごチップがのった「林檎せんべい」など、全部で10種類の南部せんべいが入ったセットはいかがでしょうか。
【タルトタタン】ミルクまんじゅう
どこか懐かしさが感じられる「タルトタタンのミルクまんじゅう」。子供なら誰もが大好きな練乳をたっぷり使って、やさしいおいしさに仕上げられています。
ほんのり甘く、ミルクの味わいが充分に分かるミルクまんじゅうは子供だけでなく、誰からも愛されます。愛しい家族へのお土産にどうぞ。
【伊達なおみやげ堂】黄金かもめの卵
大自然を力強く飛ぶかもめをモチーフにして開発された「かもめの卵」。
質の良い栗を丸ごと使用し、ほくほくの餡で優しく包み、表面をホワイトチョコレートでコーティングして作られています。
2007年にモンドセレクションで金賞を受賞するなど、多くの方からおいしさを認められていますよ。
【菓匠 松栄堂】田むらの梅
創業から約100年以上愛されている「田むらの梅」。
かつて岩手の一関藩を納めていた14代目藩主が、過去の藩主の想いをしのび、松栄堂初代店主へ命じて梅菓子を作らせたのがはじまりだと言われています。
求肥で梅餡を包み、その表面を青紫蘇で五角形になるように包んだ田むらの梅は、見た目も味も上等です。誰に渡しても恥ずかしくないお土産ですね。
【菓匠 松栄堂】ごま摺り団子
ころんとした小さな見た目が可愛らしい「ごま摺り団子」。白い団子の中には、黒胡麻を摺って作った蜜がたっぷりと入っています。
食べてみると、外側はもちもち、中からは蜜がとろりと口いっぱいに溢れます。食べる前に、しっかりと冷やすのがおすすめですよ。
【すがた】元祖いかせんべい
岩手県宮古市の名物、「すがたの元祖いかせんべい」。いかを煮出して作るいかエキスと、いかの粉末、小麦粉で生地を作り、いかの形に焼き上げています。
甘さの中に磯の香りが感じられるいかせんべいは、スルメのように噛めば噛むほどおいしくなるのが特長。じっくりと味わって食べたい銘菓です。
【戸田久】盛岡冷麺
茹でた麺にピリ辛の冷製スープを合わせ、野菜やキムチ、茹で卵などを盛り付けて食べる「盛岡冷麺」。
朝鮮半島出身の青木輝人さんによって生み出された盛岡の名物です。
小麦粉と馬鈴薯デンプンで作った麺は腰が強く、コクと辛味のあるスープとよくなじみます。
ご家庭で簡単にできるので、ぜひ家族へのお土産にしてお楽しみくださいね。
【戸田久】盛岡じゃじゃ麺
味噌だれを麺に絡めて食べる盛岡の郷土料理、「盛岡じゃじゃ麺」。中国東北部の麺を参考にして作られた麺は、きしめんのように薄く平たい形をしています。
モチモチとした食感の麺に、コクのある豆味噌だれをかけ、自由におろし生姜やにんにく、ラー油などをかけて食べるとたまりません。
辛味の中に感じられる旨味を楽しめます。
前沢牛しぐれ煮
一品おかずを付け足したい時や、お酒のおつまみが欲しい時に便利な「前沢牛のしぐれ煮」。
肉厚な前沢牛と細切りにしたごぼうをじっくりと煮込んで作られています。
牛肉本来の旨味や味にアクセントを加える生姜は相性が良く、ご飯にのせると箸が止まらなくなります。
【ニッスイ】三陸海宝漬け
その名の通り、豪華で光り輝くように美しい「三陸海宝漬け」。めかぶ、数の子、いくら、あわびなどの海の幸が、贅沢に醤油漬けされた食べ物です。
出汁の風味が豊かで、しっかりと味付けされた三陸海宝漬けは、どんなものにもよく合います。
たとえば、ご飯やうどん、冷ややっこやビールなど。色々な食べ方を楽しんでみてください。華やかな見た目なので、贈答用にもおすすめですよ。
【只勝市兵衛本店】弁慶のほろほろ漬け
「弁慶のほろほろ漬け」とは、人参、大根、きゅうり、なすなどの野菜を細かく切り刻み、もろみに漬け込んで作った漬物のこと。
アクセントとして唐辛子を加えており、力の強い弁慶もその辛さにほろほろと涙を流すことから、その名がつけられたそうです。
熱々のご飯にかけて食べるとおいしいですよ。ぜひ、家族や祖父母へのお土産どうぞ。
【ベアレン醸造所】ベアレンビール
岩手県盛岡市に位置するベアレン醸造所では、日々ヨーロッパから受け継がれた伝統的なビール作りに励んでいます。
ウリは100年以上前に作られたドイツの設備を使い、手作りでビール造りをしていること。
日本人にも馴染みの深い「クラシック」や、独特の香ばしさが特徴の黒ビール「シュバルツ」、まろやかなエールビール「アルト」などが店先には並んでいます。
ビール好きにはたまらない本格ビール。ぜひ、飲み仲間へのお土産にどうぞ。
あの街にしかないおすすめローカルギフト

まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
岩手県の豊かな食文化について伝えることができたなら幸いです。
今回ここで紹介したお土産は、全てイチオシのものなので、岩手県のお土産選びに迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね。