読み物
更新:2018年06月26日(火)
【熊本県阿蘇市】人に絶対おすすめしたい!阿蘇の人気観光スポット13選

熊本在住、熊本出身の友達10人に、阿蘇でおすすめの観光スポットを教えてもらい、この記事を書きました。ここに載っている観光スポットは、地元の人目線で本当に行きたい・行って楽しい場所ばかりです。ここでは、阿蘇の自然、文化、温泉が満喫できる場所を紹介しています。
1.国の重要文化財!阿蘇神社
2000年以上の歴史を持つ阿蘇神社。神殿や楼門は、その歴史的価値から国重要文化財に指定されており、中でも楼門は「日本三大楼門」の一つだと言われています。
年間を通じて行われる農耕祭事は、由緒正しく阿蘇の風物詩となっているので、時期を狙って見に行けばまた違った阿蘇神社を楽しむことができます。
阿蘇神社で参拝を終えた後は、レトロな雰囲気の門前町商店街へ足を運んでみましょう。食べ歩きや雑貨巡りは勿論、各所に水基が設置されており、湧き水を飲んだり汲んで帰ったりする事もできます。
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
TEL:0967-22-0064
定休日:無休
公式サイトはこちら
2.阿蘇を丸ごと知りたい人におすすめ!阿蘇火山博物館
阿蘇の火山、生態系、人々の暮らしについて知りたい方は必見です。阿蘇火山の成り立ち、地質、動植物、日本や世界の火山についての展示物があり、見るだけではなく、顕微鏡を覗いたり石を触ったりする事ができます。
火口ライブ中継コーナーでは、現在の火口状況を見て、音を聞き、実際にその場にいる感覚を得られます。火口規制がかかって火口付近に行けない時があるので、そういう時には是非ここに来てください。映画のコーナーでは、子供にも分かりやすく、阿蘇の自然や民俗行事について教えてくれます。
住所:熊本県阿蘇市赤水1930-1
TEL:0967-34-2111
定休日:不定休
公式サイトはこちら
3.近距離から火山を楽しめる!中岳火口
うすいエメラルドグリーン色をした湯だまりはグツグツ煮え滾り、そこから立ち込めるのは白い煙。硫黄の強烈なにおいに咳込む人もいて、ここが最も噴火活動が活発な火山である事を認識させられます。
火口は長さ1.1キロメートル、幅400メートルの耳型をしていて、火口縁から直接火口内を見る事ができます。ヘリコプターで真上から火口湖を見る事もできますよ。少し危険で偉大な自然の姿を目の当たりにできる貴重なスポットです。
中岳火口までのアクセスは、高低差約100メートルを4分かけて登るロープウェーがお勧めです。
住所:熊本県阿蘇市黒川
TEL:0964‐22―3111
定休日:なし阿蘇火山火口規制情報を参照
4.360度の大パノラマ!大観峰
阿蘇北外輪山の最高峰、標高936メートルの高さから見渡す景色は壮大で雄大。世界有数の規模の阿蘇カルデラや、形がお釈迦様の寝姿に例えられる阿蘇五岳、草原の向こう側に連なる大分の久住連山など、360度一気に見渡す事ができます。
春か夏の早朝、雨が降った日の後には雲海を見る事ができるかもしれませんし、夜は天体観測を楽しむ事もでき、いつ行っても満足できる事は間違いなさそうです。
大観峰へは阿蘇駅からバスも出ていますが、自分の車でドライブするのがお勧めです。阿蘇外輪山の尾根沿いのミルクロードを車で走れば、青々とした牧草地や赤牛を見る事ができ、また各所に展望台が設置されているので、ゆっくり休憩しながらドライブを楽しむ事ができます。
住所:熊本県阿蘇郡阿蘇町山田2090-8
TEL:0967-32-3856
定休日:なし
5.開放的な大自然!草千里ヶ浜
阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の北嶺に広がっているのは、アルプスを連想させるような大草原。直径一キロの草原の中央には大きな池があり、その奥には中岳が望めます。
四季それぞれ楽しむ事ができ、夏は牧草の緑が美しく、冬は池が凍って一面が白銀の世界に。夕焼けスポットとしても知られ、日が落ちた後の明々とした山は、まるで燃えているような色になります。草千里ヶ浜では馬が放牧されており、広大な草原の中乗馬体験ができるのも魅力の一つです。
住所:熊本県阿蘇市草千里ケ浜
TEL:0967-34-1600(阿蘇インフォメーションセンター)
6.名水がつくりだす絶景 白川水源
カルデラの恩恵を受け、毎分60トンもの水が湧くという白川水源は、一級河川白川の総水源となっています。青々とした木々の合間を流れる水は透き通っていて、地底の砂が湧き上がる水と一緒に舞っている姿を見る事ができ、ゆっくりとした時間の流れを感じる事ができるでしょう。
名水百選に指定されている白川の水は、1年を通して14度と飲用に適しており、柔らかく飲み心地の良い美味しい水で、汲んで帰ることが可能です。中に入る事もできるので、夏の暑い時期には涼を求めて水遊びを楽しむ事もできますよ。
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川
TEL:0967‐62―0318
定休日:年中無休
7.トンネルの奥は幻想的?高森湧水トンネル公園
トンネルの奥へ進むと、自然と科学技術の融合した幻想的な空間が楽しめるこの場所。もともとは出水事故に見舞われ、工事の中断をやむなくされたトンネルが、「公園」という形で生まれ変わったんだそうです。
中へ入ってみると、石壁を伝って不思議な動きをする水玉、ウォーターパールを見る事ができます。また、プロジェクションマッピングも投影しており、2,000mもの長距離を歩いていても飽きる事はありません。七夕とクリスマスにはイベントもやっているそうです。
住所:熊本県阿蘇郡高森町 高森1034-2
TEL:0967―62―3331
定休日:年中無休
8.一日いても楽しめる!阿蘇ファームランド
実はこの阿蘇ファームランド、1日いても飽きない場所になっているんです。
動物との触れ合い体験、キャンドルやオルゴールの手作り体験など、ここでできる事は様々。一通り楽しんだ後は阿蘇の田舎料理や郷土料理を堪能する事ができますし、ちょっと食べすぎたらアスレチックで思いっきり身体を動かせます。
たっぷり汗をかいた後は、20種類以上の多彩なお風呂を巡りましょう。露天風呂になっているので、阿蘇の大自然を感じながらゆっくり浸かることができます。1日中楽しんだ後は、思い切って泊まってみるのも良いかもしれません。まるで村のように並んだ丸いドーム型の建物は、全部で300棟以上あり、1個1個がホテルになっています。童話のような世界を楽しむことができるでしょう。
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽5579-3
TEL:0967-67-0001
定休日:年中無休
公式サイトはこちら
9.動物ふれあい王国!カドリー・ドミニオン
「志村動物園」のパン君とジェームズで有名になったここ、カドリー・ドミニオンは彼らの他にもたくさんの動物と触れ合える場所です。餌やり体験、乗馬体験は勿論、たくさんの犬や猫に囲まれるという夢のような体験もできますし、ちょっと変わったところでは、ミニブタのレースに参加する事もできます。
また、九州で唯一赤ちゃん熊との触れ合いができる場所なので、記念に膝の上で抱っこしてみましょう。無料で開かれているショーでは、動物たちの持つ多様な才能を見て楽しむ事ができますよ。
住所:熊本県阿蘇市黒川2163
TEL:0967-34-2020
定休日:12月~2月の火・水(冬休み・祝日をのぞく)
公式サイトはこちら
10.子供と楽しく食農体験!らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場
子供と一緒に、食や職について楽しく学びたい方にお勧めの場所です。
ミルク牧場では、お母さん牛への餌やり体験、乳絞り体験をする事で酪農という職業がどういうものなのかを知り、ミルク工場見学では、製品が手元に届くまでにどのような経緯を経るのかを知ることができます。
自分たちでチーズやバターを作る体験や、野菜の苗植え、収穫体験もできるので、食べ物がどのようにして作られているのかを体感する事もできます。動物との触れ合いや食べ物作りの体験を通して、命の尊さや食べ物の有難みに気付く事ができそうですね。
住所:熊本県阿蘇郡西原村河原3944-1
TEL:096-292-2100
定休日:6月~7月19日の木曜日
公式サイトはこちら
11.ソフトクリーム休憩はいかが?道の駅阿蘇
どこに旅行に行っても一度は寄りたくなる道の駅。
少し休憩して、ソフトクリームをいただきましょう。ここでは阿蘇で著名な阿部牧場と竹原牧場の牛乳が使われており、その二種類から自分で選ぶ事ができます。阿部牧場の牛乳は、優秀味覚賞の三ツ星を受賞しており、それを使用したソフトクリームは牛乳本来の自然な甘さが魅力です。竹原牧場のソフトクリームは、ホイップクリームのようなクリーミーな甘さが特徴です。
阿蘇の五岳を見ながら食べ比べをしてみても面白いかもしれませんよ。
住所:熊本県阿蘇市黒川1440-1
0967-35-5077
定休日:年中無休
公式サイトはこちら
12.情緒溢れる温泉街 黒川温泉
田野原川の渓谷の両側に並んでいるのは、24軒のこぢんまりとした和風旅館。歓楽的要素や派手な看板を廃して統一的な町並みを形成している為、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
全ての旅館に露天風呂があり、1枚1,000円で購入できる「入湯手形」を持っていれば各旅館の露天風呂巡りができる事も魅力の一つです。
中でも新名館の洞窟風呂は、迷路のような薄暗い洞窟を探検しつつ温泉にも浸かれるので、アトラクション的な楽しさがあります。宿は、囲炉裏やかまどを有した古民家のような内装をしており、非日常が楽しめます。
住所:熊本県阿蘇郡南小国町黒川さくら通り
TEL:0967-44-0076
公式サイトはこちら
13.阿蘇最大の温泉郷!内牧温泉
阿蘇山の麓に位置する内牧温泉は、阿蘇温泉郷最大を誇り、その源泉の数はなんと約80カ所。カルデラ内部の田園地帯の中には30近い宿泊施設が点在し、和風旅館から大型スパリゾートホテル、民宿まで様々なニーズに対応しています。
「文学の街」としても知られる内牧温泉には、夏目漱石や種田山頭火、与謝野鉄幹・晶子夫妻など多くの文化人が訪れたんだとか。その中の山王閣という和風旅館は夏目漱石の執筆した小説「二百十日」の舞台になった場所だそうで、由緒や歴史を感じますね。内牧温泉の詳しい内容については【熊本県阿蘇市】自然と歴史に囲まれた町・阿蘇市内牧で人気の温泉宿7選で紹介しているので、是非そちらも目を通して見てくださいね。
住所:熊本県阿蘇市黒川211
お問い合わせ:[email protected] ;
公式サイトはこちら
いかがだったでしょうか。今回は、数えきれないほどある阿蘇の観光地の中で「絶対にここだけは行っておきたい」という場所を紹介しました。また、ここで紹介した観光地を日帰りで効率よく回る為のプランを【熊本県阿蘇市】食事も温泉も楽しめる!阿蘇の日帰りプランを3つ提案します!で、まとめています。是非参考にしてみてください。
【熊本県阿蘇市】特集の記事一覧はこちら
・ふるさとの雄大な大自然に囲まれて【熊本県阿蘇市】特集、始めます。
・【熊本県阿蘇市】中身も着る服も世界一のミルクを作る|阿部牧場・阿部寛樹
・【熊本県阿蘇市】尊敬する父のソーセージの味を残し続ける|阿蘇ひばり工房・池田智巳
・【熊本県阿蘇市】阿蘇の自然を器に閉じ込めたい|阿蘇坊窯・山下太
・【熊本県阿蘇市】阿蘇の素材で造った酒を世界へ|岡本酒店・岡本宗徳
・【熊本県阿蘇市】お菓子作りのプロとしての地域おこしを|久幸堂・青木幸治
・【熊本県阿蘇市】地震に負けない豆腐作りを|大塚豆腐・大塚健司
・【熊本県阿蘇市】野の花を活ける。そういう陶器を作る|如月窯・冨田英子
・【熊本県阿蘇市】自然と歴史に囲まれた町・阿蘇市内牧で人気の温泉宿7選
・【熊本県阿蘇市】 熊本地震から2年 困難を力強く乗り越えパワーアップし続ける阿蘇山の魅力に迫ります
・【熊本県阿蘇市】人に絶対おすすめしたい!阿蘇の人気観光スポット13選
・【熊本県阿蘇市】食事も温泉も楽しめる!阿蘇の日帰りプランを3つ提案します!
・【熊本県阿蘇市】このまちの魅力を伝えていく。阿蘇のお土産11選